5月中旬頃、右手(右指)に違和感があり、練習中、ストリート演奏中、ギターレッスン中、急に弾くのが辛くなって、演奏を止めてしまう事もありました。多分、ギターの弾き過ぎで疲れていたのでしょう。しかし、休むわけにもいかなかったので、続けていたら、あることに気づきました。それは、右手の甲の関節が畳まれる様に動いた時に痛みがあるということです。5月29日あたりに痛みが取れたのですが、それからが奇跡の進化を遂げたのです。右手の甲を折り畳むようにアルペジオや和音を弾いた時に、今までよりも速くセットポジションに戻れるようになりました。曲げる深さがある分だけ、その反動で力を入れずに引き戻せるのです。案の定、ソルのグラン・ソロやギャロップ、ワルツなどの戻りが速い曲は効果絶大でした。これは、自分にとって試練だったと思い、つらい状況を乗り越えた褒美だと感じ、嬉しく思います。「練習の成果」とはこの事でしょう。
六つの小品 Op.32 No.2 ワルツ~フェルナンド・ソル
六つの小品 Op.32 No.6 ギャロップ~フェルナンド・ソル
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